【新唐人2014年11月08日】香港の雨傘運動が始まりすでに40日が過ぎました。香港大学の関連機関の最新調査によると、香港最大の学生組織、香港専上学生聯会(ほんこんせんじょう がくせいれんかい)、略称・学聯が今回、初めて十大政治団体に入り、しかもトップになりました。ある評論家は、この雨傘運動について、共産党制度に抵抗するものだと分析しています。
香港大学民意研究計画が今年10月に2段階に分けて、政治団体トップテンの調査を行ったところ、学聯は初めてランキング入りしただけでなく、トップに輝きました。ベテラン評論家の程翔(てい しょう)氏は、学聯が率いる雨傘運動は、「新獅子山(ライオンロック)の精神」を取り入れ、反共産党のうねりになったと分析します。
ベテラン評論家 程翔氏
「どうか お忘れなく、香港人の大多数は共産主義の災いを逃れて、香港に来たのです。『新獅子山の精神』とは、香港人が打ち立てた概念、つまり 自分が主役だという新概念です。本質的に共産党を拒んでいます。雨傘運動は偽の選挙にノーを表明するものです」
同じ日、香港理工大学研究センターも雨傘運動に対するアンケートを行ったところ、即時撤収すべきだとの回答が7割以上を占め、即時撤収反対は3割未満でした。
香港理工大学研究センター 鍾剣華主任
「もしデモや雨傘運動が我々の生活に深く入り込み、民主を勝ち取るため戦い続けられたら、さらに健全になり、生命力を持つでしょう」
調査によると、4割近い市民が梁振英政権こそ、今回のデモの責任を取るべきだと考えています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/05/a1151457.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)